カトリック幼稚園では感謝することを大切にしています。子どもたちが何かをもらった時、また
何かをしてもらった時に「ありがとう」と言えるように指導しています。母の日と父の日には親に対する感謝を、勤労感謝の日には社会的にお世話になっている人に対する感謝を教えています。
カトリックの「愛の精神」において感謝することは愛することの一つの表れです。『愛される経験なしでは愛することを学ばない』と言われていますが、感謝しない人は愛されていることに気づかないから愛することを学びません。そして人が傲慢で自己中心的になればなるほど、それだけ感謝する機会が少ないです。しかし謙遜で寛大であれば、それだけ感謝する気持ちも多いのです。
子どもたちに感謝する心が育つように、感謝を教えてあげるだけではなく、その模範を子どもたちに示しましょう。
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